鷺月堂のこだわり

ひらつか囲碁最中

『郷土の文化をかたちにして』

昭和初期、囲碁界に新風を吹き込んだ木谷 實九段は、自宅を木谷道場として大竹英雄名誉碁聖など多くの棋士を育てました。
木谷先生は鷺月堂の酒まんじゅうが好物で対局前には必ず召し上がったと聞いています。
そのようなご縁で毎年秋に開催される「湘南ひらつか囲碁まつり千面打ち」を記念して、木谷先生の碁石を形取り平塚の土産品として販売を始めました。
一口サイズの最中で、白の皮は白いんげん豆、茶色の皮は高級小豆を使用しています。

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『囲碁のまち ひらつかは木谷 實から始まった』

市内の桃浜町に道場を構えた棋士・木谷 實が、平成22年7月23日に日本棋院の第7回囲碁殿堂入りを果たしました。
生涯の好敵手だった呉 清源と発表した、スピード感と立体感にあふれる序盤理論の「真布石」。戸沢 昭宣九段・大竹 英雄名誉碁聖ら、現代の棋界を支える一流棋士を道場で育て上げた実績。のちに川端 康成の小説「名人」のモデルとなった名勝負、本因坊 秀哉名人との引退碁…。門下生らが囲碁の主要タイトルを独占するなど、華々しい木谷一門の時代を築いた木谷 實は、囲碁界に多大な功績を残しました。
これまでには、徳川 家康や本因坊 秀哉名人らが果たした囲碁殿堂入り。木谷 實は12人目に当たります。殿堂入りを記念し、市ではパネル展などを実施します。

みずごろも

『衣の透明感と小豆の蜜漬けは美しい』

平塚で創業60年が経つ鷺月堂は、駅前にある店舗のすぐ側に製造所を持ち、そこで店に並べているすべての和菓子を作っています。
その一つである日持ちがしてサイズも手軽な「みずごもろ」は、手土産にご進物にと幅広く親しまれている銘菓です。北海道清里村産のサホロ小豆の大粒をいかして丁寧に炊き、それを白ザラメ糖で作られた蜜に漬け込んだ後、寒天と水飴、砂糖で作られた衣のなかで、一晩かけて固めました。

小豆の漬け込みに3日、寒天で固めて乾燥させ、包装して完成品になるまで最低6日は要します。手間暇かけた「みずごろも」は、透明感がある衣にピカピカの小豆が包まれた美しい菓子です。シャリシャリとした食感と小豆の蜜漬けが美味で、一度味わうとやみつきになります。

ぜひ、ご賞味ください。

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